相棒ふくろう🦉と歴史一周、地球一周

『ただ観光のように旅をするだけでは世界の本当の姿は見えてこない』をモットーにぽつり、ぽつりと。

大いなる建築者たち〜建築は芸術だ!

こんにちは!

べいです*˙︶˙*)ノ"

 

今日は

世界遺産の宝庫イタリア🇮🇹

芸術の都『フィレンツェ』特集

第2弾です!

 

 

前回は

イタリア最大の美術館である

ルネサンス絵画の宝庫

ウフィツィ美術館』を

紹介しました🖼

 

 

そして今日は

フィレンツェといえばここ!」

と言われている

 

『サンタ・マリア・デル・フィオーレ』を

特集します!

 

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では、いきますよ〜

ε”ε”ε”(ノ* •ω• )ノ

 

 

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出典:http://jun-gloriosa.cocolog-nifty.com/blog/2012/01/post-4605.html

 

フィレンツェのシンボルで

『花の聖母大聖堂』とも呼ばれている、

 

赤、白、緑の3色の

大理石に覆われた教会です。

 

 

140年もの歳月をかけて

完成しました!

 

 

いちばん目を引く

オレンジ色のドーム部分(クーポラ)は

 

木枠を組まずに造られた

史上初のものだったそう。

 

 

当時は大きすぎて、

建設は不可能なんじゃないか!?

とも言われていました。

 

 

ちなみに、ドームの先端部分は

デザインだけは考えてあったけど、

付け方の方法は

なんにも考えてなかったのだとか笑

 

 

その先端に

十字架と共に付いている

ブロンズの球体は

 

彫刻家ヴェロッキオが

制作したもの。

 

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出典:https://yometoryokou.com/giotto-shourou

 

 

デザインには

レオナルド・ダ・ヴィンチ

携わっていたというので、

わくわくしちゃいます✨

 

 

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・ドゥオーモ(大聖堂)

・ジョットの鐘楼(すらっと長い建物)

・サン・ジョヴァンニ洗礼堂

 

の3つの建物で

構成されています。

 

 

3つのスポットが楽しめる

共通入場券は、

洗礼堂のチケットオフィスで購入!

 

 

フィレンツェカードを

あらかじめ手に入れておくと、

 

お金の受け渡し不要で

チケットがすぐにもらえます。

 

 

やっぱり

フィレンツェのシンボルとあって

クーポラはいつでも大行列ですが、

 

フィレンツェカードがあれば

ほぼ苦労せずに

入場することができます!

↓↓↓詳しくはこちらから

(フィレンツェカードのすべて!2019

https://firenzeguide.net/firenzecard/)

 

 

さあ、チケットを手に入れたら

順に楽しんでいきましょう!

 

 

あ、忘れてはならないのが

階段です!

 

 

・ドゥオーモ(大聖堂) ➞464段

 

・ジョットの鐘楼➞412段

 

が迎えてくれるので( *¯ ꒳¯*)

 

2日かけて見学するのが

おすすめです〜

 

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出典:

https://www.travel.co.jp/guide/article/25362/

 

 

大聖堂に入って、

中央付近で振り返ると

 

1から24までの数字が刻まれた

イタリア時間を刻む時計が

目に入ります。

 

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出典:

http://cesareborgia.html.xdomain.jp/HText/PaoloUccelloWork04.htm

 


世界でも珍しいもので、

この時計の針は

左回りに動くんですよ!

 

 

上を見上げると、

大聖堂の天井一面に広がるのは

ジョルジョ・ヴァザーリと、

 

彼の死後に弟子たちが完成させた

最後の審判が。

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出典:

https://jp.pokke.in/santa_maria_del_fiore/

 

 

イメージの元になったのは

ダンテの『神曲です。

 

 

大迫力の天国と地獄の様相が

声を失うほど美しい色彩で

迎えてくれます。

 

 

螺旋階段を超えると、

クーポラ内部に描かれた

フレスコ画

至近距離で眺められるスポットに

行き着きます。

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出典:

https://www.travel.co.jp/guide/article/25362/

 

 

そうして階段を登り終えると、

フィレンツェのオレンジ色の街並みが

広がります。

 

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出典:

https://www.travel.co.jp/guide/article/25362/

 

 

ついにクーポラの頂上です!

 

せっかく400段も苦労して

たどり着いた景色。

 

 

後悔のないよう、

心ゆくまで楽しみましょう!

 

 

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東西南北の壁には

それぞれ意味を持ったレリーフ

装飾が施されています。

 

 

菱形レリーフには

 「天文学」「音楽」

幾何学」「文法」などの

学問を表したものや、

 

 

六角形の浮き彫り装飾

「航海」「裁判」「農業」

などなど!

 

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天文学と航海

 


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→個人的にめっちゃ好きな

天文学レリーフ

 

出典:

https://firenzeguide.net/episodio-del-campanile-di-giotto/

 

 

自分の好みの装飾を

見つけてみるのも

おもしろいですね✨

 

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出典:

https://firenzeguide.net/episodio-del-campanile-di-giotto/

 

 

ちなみに付属博物館では、

全てのレリーフ

見ることができますよ!!

 

 

さて、外から楽しんだところで、

412段の螺旋階段を登りましょう!

 

 

ジョットの鐘楼は、

クーポラよりは人も少なく

 

ちゃんと2階、3階に

広い休憩スペースがあり、

休むことができるので嬉しい。

 

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こんな階段を登っていきます。

 

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出典:

https://amoitalia.com/firenze/campanile_giotto.html

 

 

登っている時にも

窓から景色を見れるので、

 

ここまでキタワァ(n'∀')η

 

叫びたくなるはず✨

 

 

ちなみに『ジョット』とは

感情表現を復活させたと言われる

「西洋絵画の父」

『ジョット・ディ・ボンドーネ』

由来しています。

 

 

その手法は

ミケランジェロが模した

とまで言わるほど。

 

 

「1300年代の天才画家」の彼が

デザインしたことを称して

 

『ジョットの鐘楼』と

名付けられたそうです。

 

 

登り切ると、

こんな景色が迎えてくれます。

 

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出典:

https://www.myzakuro.com/archives/2198

 

 

クーポラと

フィレンツェの街並みが

 

一番キレイに撮影できるスポットと

言われていますよ〜✨

 

 

 

最後にこちら!

 

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キリスト教カトリックでは

「人は誰しも生まれながらにして

罪を背負っている」

と考えられています。

 

 

教会は「神の家」とされているため

穢(けが)れた存在は

入ることができません。

 

 

なので、信者として教会に入る時には

洗礼が必要。

 

 

カトリックの家庭に生まれたら、

赤ちゃんの時に

「神の子」として

新たに生まれ変わるため、

洗礼を受けます。

 

 

そんな洗礼がおこなわれている

この『サン・ジョヴァンニ洗礼堂』

 

 

洗礼堂は八角形でできていて、

それは旧約聖書「創世記」に

由来しています。

 

 

神様は世界を6日かけてつくり、

最後の1日、7日目を

休息日としました。

 

 

そして8という数字は

その1サイクルを終えて、また最初に戻る日。

 

 

つまり、

「イエスの復活」と

「新しい人生を表している」んです。

 

 

教会がよく八角形で造られているのは

そのためなんですね!

 

 

見どころは彫刻家の

ロレンツォ・ギベルティが手がけた

北の扉と東の扉!

 

 

北の扉

キリストの物語と、

それを記した4人の福音書記者、

4人の教父が描かれています。

 

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この扉を作ったとき、

ギベルティの技術に感動した

フィレンツェ市民は

東扉の制作も依頼します。

 

 

そして通称『天国の門

と言われる東の扉は、

30年近くかけて作られました。

 

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出典:

https://firenzeguide.net/tengokunomon/

 

 

浅浮き彫りという方法で

奥の方と手前の方で

高さを変えてあり、

 

いくものシーンが

1枚のレリーフの中で

展開されています!

 

 

凄すぎ!!

 

 

ミケランジェロはこの扉を見て

『これこそ天国の門だ…』

と言ったそうです。

 

 

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芸術の都フィレンツェ

美術館も大聖堂も

見ごたえありすぎ!

 

 

2回に渡って

 

ウフィツィ美術館

 

《サンタ・マリア・

デル・フィオーレ》

 

紹介しました!

 

 

次回は

永遠の都『ローマ 』特集です✨

 

 

お楽しみに〜!*˙︶˙*)ノ"